top of page

15 生活指導(自立と自治の指導)

 新指導要領が年次を追って本格実施され、学校の様子もまた変わってきているでしょうか。でも、よく聞かれるのは、何かが導入されるたびに大変になっていくという現場の声です。日々の教育実践に手応えを感じつつも、気の重くなることも多いです。学級が大変、保護者との関係がうまくいかない、子どもに関わらない仕事が多すぎる……など。そして何より、成果がいつどんな形で表れるか分からない教育の営みなのに、すぐに目に見える結果を求めるようなあり方が、教職員を苦しめています。
 縛りから抜け出して、子どもたちと語り合い、学び合いながら豊かな世界を築いていく。そんなことは夢物語になりつつあります。でも、苦しい時だからこそお互いの実践や思いを語り合い、明日からやってみようと思える力をたくわえていく…そんな分科会になればと思います。大勢の皆さんの参加を心よりお待ちしています。

bottom of page